センチメンタル・スウィングス
「あ・・・はぁ」
「で・・・」と和泉さんは呟くと、私の髪を少しすくい上げて、耳たぶにそっと触った。

そんな些細な仕草にまで、ドキドキさせられる!

「やっぱピアスしてたんだな」
「治療することになったのを機に止めて、そのまま」
「またつけないのか?」
「自分が大人の女になれたと実感できたら、またつけるかも・・」
「桃は十分、大人の女だろー?じゃなきゃー、こんなこと、できないじゃん」
「ちょ、っと和泉さんっ!」
「休憩入れよっか」
「・・・まだするんですか」
「もう少ししてからな」

なんて平然と言い放った和泉さんって・・・すごい。

「おまえがもっと愛してほしいってねだるからだぞ」
「え!?私のせいみたいに言わないでくださいよ!」
「いいじゃん。俺も・・・」

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