【短編】甘い嘘
どうしたらいいのかわかんなくって。
ただ黙り込むしか出来なかった。
頭の中はもうごちゃごちゃで。
ただわかるのは、もう修也とは一緒にいられないってこと。
「コレ返しておくよ。もう必要ないから。」
そういって机の上に置かれたのは私の部屋の合鍵。
お互いに、家に居なかった時も入れるように交換したんだ。
“もう、必要ない”――・・・?
「じゃあ、バイバイ。」
ただ黙り込むしか出来なかった。
頭の中はもうごちゃごちゃで。
ただわかるのは、もう修也とは一緒にいられないってこと。
「コレ返しておくよ。もう必要ないから。」
そういって机の上に置かれたのは私の部屋の合鍵。
お互いに、家に居なかった時も入れるように交換したんだ。
“もう、必要ない”――・・・?
「じゃあ、バイバイ。」