ハンバーガーと私とガールズラブ
 や、やめてよ。それ。


 涼子さん? なに、それ?


 なんで、そんなの作って、聞いてるの?


「ふふふっ良いでしょ、これ。聞いてると、幸せになるの。ねぇ、貴女に、本当の声で言ってもらうからね。これから、言いたくなるくらい、すごいこと、してあげるから」


「や、やめへ、くだ、は」


「だめだめ~。ほら、服なんて脱ぎ脱ぎしちゃおう。可愛い服だよね、これ。もしかして、どこか期待してたんじゃない? 一目見たときから、興奮しちゃって、私! ああ! ほら、脱がしてあげるからね」


 なに、これ。


 なに、これ?


 なに、これッ!?


 なんでよ。なんで、全部、涼子さんがやってたの?


「な、なんへ、こんな、こほ?」


「んー? なんでこんなこと? 貴女のことが好きだから」


 違う。そうじゃない。
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