ハンバーガーと私とガールズラブ
 そうこうしている内にエリはとっくに着替え終わってしまっていて、私は一人、体操服のまま泣きそうになっていた。


 男子達が帰ってくる。


 ガヤガヤとした人だかりが教室を活気付かせる。


 あ、チャイム鳴っちゃった。


 私はそのまま席に着いた。


 エリがちらりと、やはり冷たい目でこっちを見る。


「自業自得。」


 誰がどこから言ったか分からないけれど、確かにそう聞こえた。


 女子の声だった。


 なんで、こんなことに。


 まぁ、どうでも良いか。


 放課後、制服探さないとな……


 なんて思ってたら、涙が勝手にボタボタ落ちてきた。


 机の上が汚れていく。


 ち、違う。


 こんなの、悔しくも、なんとも無いから。


 ほら、私は元気だし、元気だけが取りえだし。


 クスクス笑ってる声がまた聞こえた。


 なんだよ、みんな、なんで笑ってるんだよ。


 そんなにおかしいことあるんなら、私にも教えてよ。


 ねぇ。


 エリ、なんで笑ってるの?
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