信じる強さ
「私は…あなたに捨てられてよかった
こんなに言われてまで
一緒になんかいたくない…
私は…秀斗とこの子と一緒に
生きていきます」
「本当に生むわけ?」
「そうだよ」
「母親になるって簡単なことじゃない
最初は堕したかったでも周りがそう
させなかった…
生まなきゃよかったって思ったのは
一人で育てる、隠しながら育てる
その辛さに耐えられなくなったから
生まれた瞬間、育てだした始めの頃は
嬉しかったし楽しかったわよ…
でもいつかバレるんじゃないかって
そう思ったら怖くてあなたを捨てた
あなたは悪い子ではない
私のことわかるようになってきたら
全部一人で抱え込むようにもなった…
それをわかってて何もしなかった
結局、私は…私が…あなたから
逃げたのよ」