紙飛行機にのせて…
夏休み1
夏休みになった。


慎也は、受験生なので、勉強に励んでいたが…

「やばい…暑い…」
暑い為、バテていた。

気温は、29℃。しかも、蝉の鳴き声がわなめいている。甲高く…


しかし、慎也は正直言うと、勉強は実に無意味なのだ。

理由は、何度も言う様だが…



スマホが震えた。
画面を見ると、表記されていたのは…くそおやじ。


慎也は、着否した。


そして、スマホの電源をおとし、ベッドに放り投げた。


唇をギリリと噛み締める。

「はぁ…」
ため息をつく。

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