恋の治療は腕の中で
「遅いな、心奈。」
時計を見ると心奈がお店を出て30分はたっていた。
「すみません、お待たせしました。」
息を切らせて心奈が入ってきた。
「大丈夫よ。それより忘れ物はあったの?」
「あっ、はい。
おかげさまで。
それより紗和さんお腹すきません?」
時間はお昼を少し過ぎたところだった。
「うん、お腹すいたね。
どこかレストラン入る?」
「私、行きたいお店あるんですけど。」
「うん、いいよ。そこいこう。」
着いた先はなんと涼介さんのお店だった。
マズイよ。行き掛かりとはいえ悠文に黙って涼介さんの所にしかも心奈と二人でなんて入れないよ。
「ごめん、心奈。
涼介さんのお店はちょっと……。
違うお店にしない?」
「いいから、いいから。」
心奈が私の背中に回って私を両手で押しながら無理矢理お店の中に連れて行った。
いや、だからマズイってば!
そういいかけた時、扉が開いて何故か中は真っ暗だった。
ん?今日は定休日?
そう思った次の瞬間
明かりが一斉について
パンパンパン♪
『ハッピバースデー 紗和!』
クラッカーの音と一緒に私の誕生日を祝う声が聞こえた。
余りに突然の事に暫くその場に立ち尽くしてると悠文が私の前にきて、
「お誕生日おめでとう。」
とびきり色気のある笑顔で私の手の甲にキスをした。
え~!?
これは一体どういうこと?
「ほら、紗和。
まずはお店の皆さんにお礼を言って。」
悠文に言われてお店を見渡すとお客さんであろう人達が私達を見て拍手をしてくれている。
「あ、ありがとうございす。」
私が頭をさげると、あちこちから
「お誕生日おめでとう。」
の声が聞こえてきた。
私は何度か頭を下げながら悠文に手をひかれいつもの個室に連れて行かれた。
個室には、瑞季と心奈と涼介さんと中田くんまで席に着いていた。
何で涼介さんに中田くんまで?
悠文の顔を見ると
「後で説明するから。」
とウインクして私を席に座らせた。
時計を見ると心奈がお店を出て30分はたっていた。
「すみません、お待たせしました。」
息を切らせて心奈が入ってきた。
「大丈夫よ。それより忘れ物はあったの?」
「あっ、はい。
おかげさまで。
それより紗和さんお腹すきません?」
時間はお昼を少し過ぎたところだった。
「うん、お腹すいたね。
どこかレストラン入る?」
「私、行きたいお店あるんですけど。」
「うん、いいよ。そこいこう。」
着いた先はなんと涼介さんのお店だった。
マズイよ。行き掛かりとはいえ悠文に黙って涼介さんの所にしかも心奈と二人でなんて入れないよ。
「ごめん、心奈。
涼介さんのお店はちょっと……。
違うお店にしない?」
「いいから、いいから。」
心奈が私の背中に回って私を両手で押しながら無理矢理お店の中に連れて行った。
いや、だからマズイってば!
そういいかけた時、扉が開いて何故か中は真っ暗だった。
ん?今日は定休日?
そう思った次の瞬間
明かりが一斉について
パンパンパン♪
『ハッピバースデー 紗和!』
クラッカーの音と一緒に私の誕生日を祝う声が聞こえた。
余りに突然の事に暫くその場に立ち尽くしてると悠文が私の前にきて、
「お誕生日おめでとう。」
とびきり色気のある笑顔で私の手の甲にキスをした。
え~!?
これは一体どういうこと?
「ほら、紗和。
まずはお店の皆さんにお礼を言って。」
悠文に言われてお店を見渡すとお客さんであろう人達が私達を見て拍手をしてくれている。
「あ、ありがとうございす。」
私が頭をさげると、あちこちから
「お誕生日おめでとう。」
の声が聞こえてきた。
私は何度か頭を下げながら悠文に手をひかれいつもの個室に連れて行かれた。
個室には、瑞季と心奈と涼介さんと中田くんまで席に着いていた。
何で涼介さんに中田くんまで?
悠文の顔を見ると
「後で説明するから。」
とウインクして私を席に座らせた。