3日限りのルームシェア

4年ぶりの再会は波乱の始まり?

次に向かった先はこれまた車で30分くらいの所にある、小さな
レストランだった。
「確か・・・ここでよかったと思うんだけど・・・」
そういって駐車場に車を止め、スマホを取り出し何やら操作していた。
「・・・うん、やっぱりここだ・・・」
小さな声で呟き知香の方を見た。
「ごめん。ここ・・・俺の大学時代の友達がやってる店でさ~。
来るのも初めて・・・もちろん食べるのも初めてだから
味の保証はできないけど・・いい?」
茶目っ気たっぷりに言う樹がなんだか可愛く見えて
思わず知香は笑ってしまった。
「樹さん、そんなこと言っちゃっていいんですか?お友達の
お店なんでしょ?」
「事実だからさ・・・さ~~行こう」
樹は車を降りた。

お店は古民家をリフォームしたおしゃれなレストランだった。
ランチタイム終了間近だったためか、店内は2~3組のお客が残っている
だけだった。
そして出迎えてくれたのは樹と同じくらいの年齢の女の人だった。
スタルもよく綺麗な人・・・
「いらっしゃいませ。お客様2・・・え?樹?樹じゃない!
やだ~~いつ帰って来たの?」
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