憎たらしいほど君が好き
二人を探しがてらめぼしいものを買い歩く。
果物どら焼、アイス最中、きんつば。
このフェスは当たりだった。
老舗から新参者までの菓子屋やレストランが沢山出店している。
美味しいものは好きだ。
別に食べ物が嫌いで来たくなかった訳ではないので、夕陽と二人で食べ歩くのも悪くない。
泡雪羮やあまおうクレープ、無花果タルト。
「太るよ」
「いいの!美味しいから。ヤケ食いも兼ねてるから」
「真人を探してるんでしょ」
「真人を探しがてら美味しいものを探してるのよ」
「ああそう」
二時間は食べ歩いた。
でも四時五十分にもなると、さすがに気になりだす。
「いないんだけど夕陽」
「知らないよ」
広場を突っ切ると小さな公園があった。
果物どら焼、アイス最中、きんつば。
このフェスは当たりだった。
老舗から新参者までの菓子屋やレストランが沢山出店している。
美味しいものは好きだ。
別に食べ物が嫌いで来たくなかった訳ではないので、夕陽と二人で食べ歩くのも悪くない。
泡雪羮やあまおうクレープ、無花果タルト。
「太るよ」
「いいの!美味しいから。ヤケ食いも兼ねてるから」
「真人を探してるんでしょ」
「真人を探しがてら美味しいものを探してるのよ」
「ああそう」
二時間は食べ歩いた。
でも四時五十分にもなると、さすがに気になりだす。
「いないんだけど夕陽」
「知らないよ」
広場を突っ切ると小さな公園があった。