君のとなりで
黒板を見ると、だいたいの委員会はすでに決まっていた。

あたしもなにか入ったいいのかな…?

図書委員かぁ…


颯の部活が終わるまで図書室で待つことが多いから図書委員になれば仕事もできて一石二鳥かも!

あたしはまっすぐ手をあげた。

「おお!じゃあ図書委員は藤咲と都築な!」

委員会が決まり安心してまた自分の世界にはいっていったのでした。


「よし!じゃあ、来週の火曜日早速委員会があるからよろしく!以上!今日は終了!」

先生が教室から出ていった。

あたしは配られたばかりの新しい教科書を鞄に入れ始める。

いっぱいあるな…入るかな?

「ねー!藤咲実結ちゃん!」

名前を呼ばれて、振り替えると茶色い髪の毛の男の子。

背が高くなくて、顔もかっこいいというよりかわいい、といった方が似合う。

でも、誰?

今日初めて話すよね。

なんであたしの名前知ってるんだろ?

「いやー、近くで見たら噂以上にかわいいな!」

かっ、かわいい!?あたしが!?

あり得ないよ!そんなの!

しかも噂ってなに?
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