【完】卒業。~私に優しさの処方箋をくれた人~
…あ、志麻が来た。
「……」
声、かけられなかった。
志麻は私に気づくと特に表情を変えるわけでもなく通り過ぎていった。
ただ目が合っただけ。
それが異様に悲しくて。
それからはあんまり記憶にない気がする。
テニス部の先輩の所に行って挨拶をして、写真を撮る。
良くしてくれてた先輩は抱きついてくれて嬉しかった。
すずは、写真を撮れたみたいで
すごく嬉しそうだった。良かったね。
それから、色んな先輩達を遠目で見て。