心も体も、寒いなら抱いてやる
「あ、ちょっと待って」
みのりはバッグの中のポーチからピン止めを取り出して、「これでどうかしら」と、俊の前髪を横に分けにして押さえた。
それまで髪でほとんど隠されていた目が急に現れて、それも至近距離で接してしまったみのりははっとして、そして吹き出してしまった。
「俊君、可愛い♥♥」
「うるせーよ。なんで俺が運転しなきゃならないんだよ。言っとくけど俺、初心者マークだからな」
信号が青に変わり、車が発進した。
3か月前に免許を取ったばかりだという俊は、ぶつぶつ言いながらも案外楽しそうに運転している。
もしものためにと余裕を見て1時間半前に出発したが、俊の運転のおかげで通常走行時間30分でスタジオに到着した。
みのりはバッグの中のポーチからピン止めを取り出して、「これでどうかしら」と、俊の前髪を横に分けにして押さえた。
それまで髪でほとんど隠されていた目が急に現れて、それも至近距離で接してしまったみのりははっとして、そして吹き出してしまった。
「俊君、可愛い♥♥」
「うるせーよ。なんで俺が運転しなきゃならないんだよ。言っとくけど俺、初心者マークだからな」
信号が青に変わり、車が発進した。
3か月前に免許を取ったばかりだという俊は、ぶつぶつ言いながらも案外楽しそうに運転している。
もしものためにと余裕を見て1時間半前に出発したが、俊の運転のおかげで通常走行時間30分でスタジオに到着した。