心も体も、寒いなら抱いてやる
社長室に入ると、襟ぐりが大きめの薄めのキャメルのニットトップにホワイトデニムのスリムパンツをきれいに着こなした社長が「どうぞ」と、ソファを勧めてくれた。
「今そこでシャイラさんとトオルさんに会いました」
俊が自分から何かを報告するのは珍しい。
「スプリングブレイクでトオルが帰国しているうちに、アメリカでの仕事の打ち合わせをしようと思ってきてもらったのよ。そうそう、トオルがね、シャイラとルカは同じ匂いがするって言ってたわよ」
「本当ですか?」
ぱっと顔を輝かせ、めったに見せない喜びを素直に出した俊の声と、「え、うっそー」と、やはり素直な感想を放出したみのりの声が重なってしまった。
「お前、ぶっとばすぞ……」
「今そこでシャイラさんとトオルさんに会いました」
俊が自分から何かを報告するのは珍しい。
「スプリングブレイクでトオルが帰国しているうちに、アメリカでの仕事の打ち合わせをしようと思ってきてもらったのよ。そうそう、トオルがね、シャイラとルカは同じ匂いがするって言ってたわよ」
「本当ですか?」
ぱっと顔を輝かせ、めったに見せない喜びを素直に出した俊の声と、「え、うっそー」と、やはり素直な感想を放出したみのりの声が重なってしまった。
「お前、ぶっとばすぞ……」