心も体も、寒いなら抱いてやる
ファッション業界に興味のなかったみのりでさえも、シャイラの広告を初めて見たときには興奮したし、なんだかわからずドキドキした。
「今度はシェーかよ」
軽蔑をたっぷり湛えた目を細めて俊が横でテンパるみのりをにらむ。
「じゃあ、あの男性モデルは?」
「モデルじゃないよ」
「モデルじゃなきゃ何? あのルックス、俊くんより全然モデルみたいだよ」
「お前、ケンカ売ってんのか? まあ、でもトオルさんなら仕方ない。お前も惚れたか。俺もあんなカッコいい男の人、初めて見た。でもって頭も切れてついでにバイリン。性格は硬派で動物にはむっちゃ優しい」
いつも無愛想な瞳に、尊敬だとか崇拝だとか、愛情だとか、これまで見せたことのないものをありったけ浮かべている。
「で、あの人誰なの?」
「それは極秘事項だから秘密だ」
「じゃ、なんで俊君が知ってるのよ」という言葉を無視して俊は先にたって社長室に入って行った。
「今度はシェーかよ」
軽蔑をたっぷり湛えた目を細めて俊が横でテンパるみのりをにらむ。
「じゃあ、あの男性モデルは?」
「モデルじゃないよ」
「モデルじゃなきゃ何? あのルックス、俊くんより全然モデルみたいだよ」
「お前、ケンカ売ってんのか? まあ、でもトオルさんなら仕方ない。お前も惚れたか。俺もあんなカッコいい男の人、初めて見た。でもって頭も切れてついでにバイリン。性格は硬派で動物にはむっちゃ優しい」
いつも無愛想な瞳に、尊敬だとか崇拝だとか、愛情だとか、これまで見せたことのないものをありったけ浮かべている。
「で、あの人誰なの?」
「それは極秘事項だから秘密だ」
「じゃ、なんで俊君が知ってるのよ」という言葉を無視して俊は先にたって社長室に入って行った。