想い焦がれるのは。

ご飯もお風呂も済ませ自分の部屋に戻ると、携帯にラインが届いていた。

『こんばんは、柚です。ちゃんと目は冷やしたかい?』

さっきの帰り際に、柚ちゃんとラインを交換したのだ。私のラインにはお父さん、お母さんだけしかいなかった。友達とラインする日が来るなんて思わなかった。

「そうだ、目冷やさないと。」

『連絡ありがとう。柚ちゃんからのラインで思い出した!今から冷やすよ。』と返信して、それから眠くなるまで連絡をしていた。好きな歌手の話や好きなテレビの話、お互いのことをたくさん知ることができた。
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