終わりかけの永遠に
「そんな簡単に辞めていいのかよ!?」


突然熱い一面を見せられ、俺は驚くしかなかった。


「俺にそう簡単に影響されていいのかよ!確かに巻き込んだ俺も悪いけどさ、他にやりたいことがあるなら、千歳がやりたいことをやるべきだと思うぜ」


明は熱い奴。
それと同時に、俺にちゃんと教えてくれる奴。

今俺は、何がしたいんだろう。
写真を撮りたいのか?ギターの練習をしたいのか?

じゃあ、俺はどっちを楽しんでいる?
自然に向き合うことか?ギターを掻き鳴らすことか?

俺は...こっちの方が好きだ。
明とこうやって、ギターの練習をして、歌っていた方が。


「俺は...ギターを弾きたい。歌を歌って、明とバンドを作る。それが今の、俺の夢」


俺がそう言うと、明は嬉しそうな顔をした。


「あー...よかった!ここで写真部の活動の方が大切だって言われたら落ち込むとこだったぜ」


結局俺とバンドがしたいんじゃねぇか。

そう思いながらも、俺は嬉しかった。

明に、必要とされることが。
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