心の中の彼

初体験

かずきとの初体験は

今でも忘れられない位の

ドキドキの連続だった

かずきに布団に連れて行かれ

静かに寝かされ

「俺も美香が初めてだから
下手だったらゴメンな」

と言いながらキスをされた。

ディープキスを初めて体験した。

不思議なキスだと思った。

フレンチなキスよりも

何かエッチっぽい。

かずきの手は震えてた。

かずきも初体験何だと

抱かれながら思った。

初体験同士で

愛し合ったけど

何もかも私は満たされた。

かずきは本当に

優しく抱いてくれた。

やっぱり痛くて

泣いてしまったけど

かずきがずっと

抱きしめてくれていたから

痛みも直ぐに消えた。

寝ないまま朝になり

「結局寝れなかった美香」

「本当だね」

とお互い笑った。

かずきにおでこにチュッとされ

「愛してる美香」

「私もかずきを愛してるよ」

とディープキスをした。

布団の中は

下着のみしか

身に付けてなかった。

しばらくして

二人で起きて朝ごはん食べた。

その後チェックアウトして

駅に向かった。

「美香さぁ
俺が部屋借りたら
一緒に住まないか」

「住みたいけど
親反対しそうだね」

「確かに
まだ18才じゃ無理だよな」

「私もかずきと
離れたくないけど
いつでも互いの
部屋行けるんだから
住むのは20才になったらだね」

「成人になれば親の承諾いらないもんな」

「そうだよ
後二年あっという間だよ」

二人で未来の

同棲生活を色々想像しながら

ワクワクしてた。

最寄りの駅に着いて

「まだ美香と離れたくない」

「私も離れたくない」

最寄りの駅の側の

喫茶店で又色々な話をした。

8時で閉店らしく

かずきに手を引かれながら

家にゆっくり向かった

家に着くと

私の親はかずににお礼を言って

かずきはそのまま帰った。

私は部屋に入り

この二日を思い返してた。

いつもと違う

かずきが見られた事が

本当に嬉しかった。

明日になれば

又秘密の恋愛に変わるけど

淋しさはなかった。


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