心の中の彼

かずきと新たな道へ

大学も志望は

かずきと同じにした

何故なら

家から通える場所にはない

かずきと近くにいたいしか

この頃は頭になかった。

かずきと同じ大学に合格した。

アパートを借りる事にした。

かずきの両親も

私の親も一緒に住むことを

認めてくれた。

今日は高校の卒業式

「美香県外行くんだよね大学」

「手紙書くから絶対」

友達と離れるのは

かなり辛かったけど

隣にはかずきが

これからはいると思うと

ワクワクしてた。

次の日から私は荷造りをした。

「美香かずき来たわよ」

「部屋に来るように言って」

「荷造り頑張ってんなぁ美香」

「かずきは終わったの」

「だいたいまとめた俺は」

「マジに私も終わらせなきゃ」

「手伝ってやるよ」

「かずき有り難う」

かずきに

手伝ってもらったかいあり

荷造りは終わった。

一階に降りると

お父さんに呼ばれた

< 14 / 58 >

この作品をシェア

pagetop