私の決心
「いただきます。」

部長の作ってくれたたらこスパとサラダとコンソメスープ。

家庭的なたらこスパはものすごくおいしかった。

「もしかして部長はいつも料理をしているんですか?」

「自炊してるけど、上手ってほどではないと思うぞ。橋本だって一人暮らしなら料理くらいするだろう?」

さらっと部長は言うけど…。

「私、料理は出来ません。外食かコンビニ弁当だって部長知ってるでしょう?」

「それは昼だけの話じゃないのか?お前、体の方は大丈夫なのか?これからは無理の利かない年齢になっていくんだぞ。少しずつ自炊して栄養バランスを考えた方が良い。良ければモデルと一緒に料理教室もしてやろうか?」

意地悪そうに笑う部長。

「冗談抜きでお願いしようかな。」

つい本音が出てしまった。

料理は、出来ればあまり進んでしたくない。

ましては私一人の分は。
< 31 / 141 >

この作品をシェア

pagetop