私の決心
「言う事聞いてくれる?」

部長のその言葉に、一度私は立ち上がると膝掛を取り、そのまま椅子に座るとその膝掛を半分に折り、私の下半身にかけた。

その一部始終を見ていた部長は、

「OK。」

と声をかけてくれた。

下半身は隠れているけど、上半身はすべてさらされている。

何とも言えない緊張感が二人の間に漂う。

「きれいだ。」

優しく微笑む部長は自分の前にキャンバスを立てた。

「手は肘掛けに乗せて。」

少し胸を隠し気味だった腕を広げる。

肘掛けに手を乗せると胸がはっきりと部長に示される。

その瞬間、体がかっ~と熱くなった。

絶対、私は今真っ赤な顔をしている。
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