少し、覗いていきませんか?


彼が家で治療している時、
彼を通して知り合った人達や、友人の会話が聞こえずらくて仕方がなかった。


言っていることを理解するのにすごく時間がかかった。
ノイズがかかっているようなそんな感じがした。

貴方がこんなにも繋いでいてくれていたとは思わなかった。


ベットに横たわる彼に向かい…











「あなたのことが好きです」









生まれて初めて告白をした。







それと、同時に彼は目を覚ました。




その時彼は笑顔で、





「おはようございます」




といつもの敬語で言った。

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