少し、覗いていきませんか?
「そんなことやめなよ!」
怖くて声が震えていたかもしれない。
膝が笑っていたかもしれない。
それでも私はいつかの彼を真似し、あいつらと彼の間に立った。
突然間に入ってきた私に相手は少しだけ同様していた。
私はその間に彼を肩で支え逃げ出した。
逃げ足だけは私は早かった。
もっとかっこいい助け方をしたかったが出来なかった。
幸い病院が私の家で、近かったのであまり時間をかけず病院に行けた。