少し、覗いていきませんか?




ずるい、そう私は思った。







こんな、みんなから嫌われてる私が彼に恋をしてはいけない、彼女みたいな子のがお似合いだ。






そう考え、さらに卑屈になっていく私。



自分が嫌いになりそう。







いや、もうとっくに嫌い、大っ嫌いだ!




自分なんて生まれなきゃよかったんじゃないか、誰も必要としてないんじゃないか。









そんな考えに至る私に私は呆れた。
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