好きを百万回。
スルーやと・・・・・?
「ほな木下さん、先輩の命令やったら親睦会出るの?」
「はあ、まあ尊敬できる先輩であれば」
・・・・・・・・・・・・・・・?ってあれ・・・・・?
未使用の伝票がびっしり詰まった棚の向こうから姿を現した人を見て、山岸が助かったと言わんばかりに声をあげる。
「野波さん!」
「もうちょい山岸との掛け合い漫才聞いてたかったんだけどさ。どうも山岸じゃ押し弱そうだし。先輩命令、今度の親睦会は参加して」
「う・・・・・」
「オレ、尊敬できない先輩?」
「・・・・・そんなことは」
「じゃ水曜日楽しみにしてるよ。な、山岸」
「はい!」
王子様がヒラヒラ手を振りながらご機嫌で去って行く。