好きを百万回。


・・・・・・・・・・大丈夫。

わたしは普通に出来た。




「佐藤さん」

「ん?」

PR用粗品を適当に箱に詰めながら返事をする。


「オレの胸貸しましょうか?」

「なんで?」

「泣きそうな顔してはるから」

「・・・・・そんな台詞、100万年早い」




意外とおぼっちゃまのカンがいいのは1つ発見だった。
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