君はあたしの天然王子




「私でいいんですか…?」



えっ…これって…



「君じゃなきゃ嫌です…」



大きく頷くお兄ちゃん。



「…ありがとう…」



由陽さんは小さく微笑んで、お兄ちゃんが差し出した花束を受け取る。



「え…ゆ…由陽さん…本当に?」



「ええ。私もずっと貴方が好きだったんだもの」



お…お兄ちゃん…






「やったぁぁぁ!!」



「!?美奈!?」



あたしは思わず飛び足してしまった。



「何で居んだよ!来んなっつったろ!?」



お兄ちゃんが涙を流しながら怒鳴る。


それを宥める由陽さん。




「でも…いつから付き合ってたの?」



「え…まだ最近…」



最近!?
全然知らなかったや…







< 125 / 240 >

この作品をシェア

pagetop