君はあたしの天然王子






と、そこに―…




「あ、美奈」




タイミング悪く尚陽くんが…







「あれ…?美奈、何で先輩が…?」



尚陽くんの眉間にしわが寄る。



ヤバいっ…!!



「あの…」



尚陽くんが一歩、先輩に歩み寄る。



「スネ夫先輩、美奈に構わないでくれますか?」






……はい?







今、尚陽くん…先輩のこと“スネ夫先輩”って呼んだ?





って…名前間違ってるーー!!!!






「あぁ!?誰がスネ夫だ!?」





先輩がキレたー!!






「あれ?違いました?」



心なしか、尚陽くんの顔が悲しそうに見えます…



「のび太先輩ですか?」




それも違うーー!!!






< 130 / 240 >

この作品をシェア

pagetop