イジワルな旦那様とかりそめ新婚生活
「……勉強の意味で会わせる訳じゃないが、まあ……いいか」

「刹那さん、早く食べましょうよ!スコーンが私を呼んでます」

目を輝かせながら刹那さんに声をかけ、シャンパンで乾杯すると私は早速スコーンに手を伸ばした。

プレーン、ミルクティー、オレンジピール、ミックスベリーの全四種類を制覇。

紅茶マイスターが淹れてくれたブレンドティーは深い味わいで甘いスコーンと合うし、大満足。

「幸せ~」

口にスコーンを頬張りながらそう呟いていると、刹那さんに笑われた。

でも、美味しいんだもん。

「お代わりいるか?」

「良いんですか?」

目がキラキラ輝く。

「食べ過ぎてお腹壊すなよ」

刹那さんに釘を刺されるが、私の満腹中枢はすでに崩壊。

彼が目を丸くするくらいアフタヌーンティーを堪能した。
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