GET!~アイツを振り向かせたい気持ちは120%~
「でも、1つだけ応援できないことが出来た」
チラッとあたしをみる志摩。
…………ドキッ。
ど、どういうこと?
「そんなの分かってたし」
ため息混じりにそう呟いた怪二。すると、
「城薗」
怪二に呼ばれたあたし。
「お前、今からぶっ倒れそうなくらい、ラッキーなことが起こるぞ。よかったな」
「え?」
怪二の言葉の意味がよく分からない。
「あとさ、俺、お前のこと好きって言ったじゃん?」
「う、うん。言ったけど……」
あたしの気持ちは……
「それ、まだ継続な?」
え?
「じゃ、俺はこれで」
そう言って、あたしと志摩に背を向けて歩き出した怪二。
「え!?ちょっ、怪二どこ行くの!?」
立ち上がって怪二の背中に叫ぶが、振り替える様子はない。
「ちょっと志摩!怪二行っちゃうよ?いいの!?」
「……いーよ」
焦るあたしに、志摩は顔を強ばらせながら言った。
「え?なんで……」
「城薗」
突然、志摩に名前を呼ばれた。
し、志摩から呼び捨てなんて初めて……
「…………さん」
って、遅っ!!呼び捨てじゃないんかい!