GET!~アイツを振り向かせたい気持ちは120%~
「怪二、そんなこと言わなくても……」
間に入って言葉をかけるあたしだけど、志摩の言葉に遮られた。
「他にやりたいことは、今はない」
キッパリとした言葉。
「第一を怪二として、野球部のサポートがしたい、やりたいことはそれだけだよ」
裏も表もない彼が素直に伝えた言葉。
「バッカじゃねーの?」
志摩から視線をそらした怪二は、ワザと車道を眺めながら呟く。
「そうだなー。俺、バカだと思う」
「お前なぁ……。ていうか、このこと言うために俺達を呼び出したのかよ」
怪二に言われてハッとした。そうだよ、こんなことなら裏門に呼び出さなくても、いつでも話せるじゃん。
「まだ続きがあります」
そう言って、志摩は立ち上がって、あたしと怪二の前に立った。
「怪二、俺さ、お前のこと男として好きだし、球児としても好きだし、友達としても一番大事だから、お前のことは誰よりも応援したいって思ってる」
「お、おう」