俺様な君を振り向かせてみせます!
そんなことを考えながら歩くこと10分。



絢斗がよく来る公園にやってきた。



よくよく考えると、この公園は私の近所だった。



私もたまに落ち込んだときがあったら寄ったりしている。



その公園がまさか絢斗も来ているなんて、何か共通点が見つかったみたいで嬉しかった。



「この公園さ、元気がなかったときとか寄っててさ」



「実は私もねこの公園落ち込んだときとかよく来るんだ。」



「そうなんだ。でもこの公園の雰囲気とかすごい落ち着くんだよな」



「うん、それすごいわかる」



見た目とかは普通のどこにでもある公園なんだけど、でもなぜか落ち着く空気があるんだよね。





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