俺様な君を振り向かせてみせます!
「じゃあ帰ろうか」



「うん」



そして二人でショッピングセンターを後にした。


案の定永山君と美希は私たちが帰ってるのにも全く気付いてなかったし。



「あの二人早くも意気投合してたな」



「うん、すごいよね」



「立花」



「…どうかした?」



「まだ時間ある?」



「あるけど」



「じゃあさ俺がいつも行ってる公園に寄ってもいい?」



「全然大丈夫だよ!」



むしろ断る意味がないくらいだし。



それに1分、1秒でも絢斗と一緒にいたいから…。



なんて言ったら本人に引かれそうだから言わないけど。






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