イジワルな君に恋しました。





「まぁ、とりあえず学校に行こうか」



「はい」





返事をして、先輩の隣を歩く。


一緒に学校に行くなんて、突然のことで驚いたけど嬉しいな。





「来るなら言ってくれれば良かったのに。
けっこう待ったんじゃないですか?」




それに家も近いわけじゃないから、早起きしたんだよね。


家を出る時間も知らないから。





「んー30分くらいは待ったかな」



「暑いのに!」





今は9月だけど、夏並みとまではいかないけど、暑い日が続いている。



そんな中30分も待っているなんて……!


朝は貴重なのに。







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