君のために歌う歌

一方その頃。

一方その頃。



ここは隣町の某所。



そこには高橋と郷愛がいた。



2人ともハァハァと息を切らせている。





「…うーん、こりゃアカーン!もっと!可愛い声出せよ!スポーツ刈りの本気見せてみろよ!!!!

もっと!可愛く!!あざとく美しく!!

Hey say!!お帰りなさいませご主人様〜!」




「俺これでも頑張ってんだよ!!お前ももっとちゃんと動けよ!!!」



「何を〜!?おいどこが悪いってんだ!ちゃんと教えろ!

言っとくけどな!!!オレも!オマエも!中途半端だったら末代までの恥、7代先まで呪われるような黒歴史が生まれるンだぞ!?

もっと熱くなれよ〜〜〜〜〜!!!」



「十分熱いわ!!!バカ言ってないでもう一回やるぞ!!!!」







宙子の知らないところで、二人は何かを頑張っていた。
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