君のために歌う歌
陽翔はキョトンとした後、にこやかに笑って言った。
「昨日いなかった子だね!
俺は影葉陽翔。
影に、葉っぱに、太陽の陽に、しょうって読む方の翔ぶ、で、かげはひろと。
よろしくね。」
そして片膝に置いていた郷愛の手を取り、握手をした。
その様子はダンスを申し込む王子と姫のようでもあった。(男女が逆だが。)
郷愛は真っ直ぐに陽翔を見ていた。
「ご、ごめんねヒロ…くん、みんな!
じゃ、じゃあ、お話の続きをどうぞーーー。」
宙子は郷愛を立ち上がらせると、陽翔から引きはがすようにして席へと連れ帰った。
取り巻きの女子や男子が小声で電波だのオタクだの変人だの言ってるのが聞こえたが、間違いではないので宙子は苦笑するしかなかった。
「昨日いなかった子だね!
俺は影葉陽翔。
影に、葉っぱに、太陽の陽に、しょうって読む方の翔ぶ、で、かげはひろと。
よろしくね。」
そして片膝に置いていた郷愛の手を取り、握手をした。
その様子はダンスを申し込む王子と姫のようでもあった。(男女が逆だが。)
郷愛は真っ直ぐに陽翔を見ていた。
「ご、ごめんねヒロ…くん、みんな!
じゃ、じゃあ、お話の続きをどうぞーーー。」
宙子は郷愛を立ち上がらせると、陽翔から引きはがすようにして席へと連れ帰った。
取り巻きの女子や男子が小声で電波だのオタクだの変人だの言ってるのが聞こえたが、間違いではないので宙子は苦笑するしかなかった。