君のために歌う歌


「えー何何ラブレター!?見せて!!!」





郷愛は、高橋が宙子に渡そうとした紙を取り上げた。





「バ!違うから!」




高橋が取り返そうとするのをヒラヒラと避ける郷愛。




「そうだよただの申請書だから!!」




宙子も慌てて紙を取り上げようとする。




気になってしまい、チラリと斜め後ろを見た。




男女と一緒にお昼を食べていた陽翔はこちらを見ていた。




目が合ってしまった。
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