夜ー闇に隠された瞳の奥ー



私が席に戻ると、成さんは「自習」と言って出て行った。

ふぅ。ひと段落。

したのに…

「なぁ!みずなすごいな!あの問題わかんなかった!どーやったの?てか大学レベルとかやべぇ!」

と、龍太が声をあげた。

うるせぇ。

「本当、何者ですか」

何者か、ねぇ?

若頭補佐ですよ。

なんて言えない。

「…ただの男子コーコーセー。」

私がそう答えると龍太が

「あ!俺の質問答えろや!」

とワンワンと吠えた。

「………めんどくさ」

「あ!めんどくさいだと!?」

ッチ、聞こえてたか。

「てか、まじお前何モンなんだよ。どーみてもただの男子コーコーセーじゃねぇだろ」

龍太め、失礼なやつだな。

「んじゃあ、モサくて冴えないコーコーセーってことで。」

「あ、自覚してんだ。」

「確かにモセぇ。」

なんか、夏が会話に入ってきた。

モサいの自覚してて悪かったな!


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