私の仕事と結婚
私達はその後、羽目を外して、大いに飲んで大いに笑った。

そこへほとんど同時に私達二人のスマホが鳴った。

「典弘?」

「松島君?」

同時に着信に出る。

お互いに離れて、話し始める。

「うん、美奈と一緒だよ。ご報告会を兼ねて、おいしいお酒飲んでる。」

「その声はかなり飲んだんじゃないのか?迎えに行くよ。どこ?」

「いいよ、典弘も疲れているでしょ?終電までに酔いを醒まして、何とか帰るよ。」

「そんな時間まで居るつもり?ダメ、今から行く。」

ちょっとムッとした声で典弘は言う。

「子供じゃないからちゃんと帰れるよ。」

ほろ酔い気分になりながら答える。

「良いから、場所を教えて。」

典弘は食い下がる。
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