私の仕事と結婚
野崎さんは頭を掻く。

「野崎さんは歩夢のどこが良かったんですか?」

美奈は興味深そうに聞く。

「それは内緒です。本人にもまだ言ってないですからね。でも結婚するなら、この人だと思ったんです。」

美奈も松島君の驚いた顔。

私も多分それに近い顔をしていると思う。

ただそれを聞くのが二回目なので、ちょっと緩和されているかな。

そんなこんなでお開きに。

「野崎さん、今度は4人で飲みに行きましょう。」

美奈は松島君を見ながら言う。

「俺も野崎さんともっと話したいです。仕事上の付き合いだけじゃ、もったいない感じがします。」

松島君も嬉しい事を言ってくれる。

「野崎さん、歩夢をよろしくお願いしますね。」

最後にちょっと真剣な表情で美奈が付け加えた。

「はい。任せて下さい。」

野崎さんがそういうと、私達は店を出た。
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