私の仕事と結婚
寝不足なのかな。

理由を聞いて、驚いていると

「俺、兄貴の事務所を手伝おうかと思ってる。兄貴は一人でかなりの仕事を抱えてた。こんな事でもなければ気づかなかったよ。俺が手伝っているのは、ほんの一部だった。」

「そうなの。じゃあ会社は辞めちゃうのね。」

仕事での接点がなくなるようで、ちょっと寂しい。

「それでさ。歩夢も一緒に手伝ってくれると嬉しいんだけど。」

「えっ?」

「兄貴に話したら、インテリア関係の経験者大歓迎だってさ。ちょっと考えてみて。」

食べ終わると、それぞれの会社に向かわなければならない。

もう少し、一緒に居たいな。

ふっと典弘を見上げる。

「そんな顔して見るなよ。ちゃんと同じ気持ちだから。帰りは迎えに行くよ。山田の店へ行こう。」

「うん。」
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