ジャスミン花
私は中川さんの元へ行った

もぅ泣いては居なかった

笑顔だった

゛心配させてしまぅ″

そぅ思った


だけど…
この手紙がある限り私は強くなれる気がしていた


もぅ誰も愛せない

ただ一人を見ているだけ


貴方だけを…

ねぇ…愛してるょ…








私達は車へ歩き出した

私は笑顔で中川さんに言った


『ありがとう』


中川さんは笑った

車に乗り込んだ二人…

そして車は走り出した

゛EXILE″が流れる中を


あの千葉の海はどんどん遠くなっていく

サイドミラーからみる千葉の海は遠くなって行く


私はそれを見えなくなる迄見ていた
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