ハートブレイカー
「直哉はどうなの?新しい幼稚園へ通いたい?」
「おかあさ・・・」
お母様にキッと睨まれて、思わず口をつぐんでしまった。
「お母様」と呼んではいけませんか。
じゃあ、あなたのことをどう呼べばいいの?
直哉同様、「ばあば」?
あぁ、私の意気地なし!
「ぼく・・ぼく、さくらほいくえん、すきだよ。おともだちもできたよ。せんせいもやさしいよ。だから・・・さくらほいくえんにいきたいな」
戸惑いと不安げな顔をしながら、それでも直哉は自分の意志をキチンと言えた。
「ばあば」の目を見て。
偉いぞ直哉!
教育云々より、そういうことがちゃんとできた直哉を、とても誇りに思った。
彼と私は、直哉に向かって何度もウンウンとうなずいた。
自分で自分の首を絞めた結果、お母様はそれ以上直哉の幼稚園のことは言えなくなった。
「おかあさ・・・」
お母様にキッと睨まれて、思わず口をつぐんでしまった。
「お母様」と呼んではいけませんか。
じゃあ、あなたのことをどう呼べばいいの?
直哉同様、「ばあば」?
あぁ、私の意気地なし!
「ぼく・・ぼく、さくらほいくえん、すきだよ。おともだちもできたよ。せんせいもやさしいよ。だから・・・さくらほいくえんにいきたいな」
戸惑いと不安げな顔をしながら、それでも直哉は自分の意志をキチンと言えた。
「ばあば」の目を見て。
偉いぞ直哉!
教育云々より、そういうことがちゃんとできた直哉を、とても誇りに思った。
彼と私は、直哉に向かって何度もウンウンとうなずいた。
自分で自分の首を絞めた結果、お母様はそれ以上直哉の幼稚園のことは言えなくなった。