あの頃のキミは

「あー、わかった。お前か、冬夜の言ってた《血統書付きの番犬》ってのは」

「知ってるなら話は早いです。あなたのその行動は動画で撮らせてもらいました。退かないなら、警察につきだしますよ?」

しばらく睨みあった後、ふーっと恭介先輩が溜め息をついた。

「チッ……わかったよ。ちょっとした悪ふざけだ、ごめんな絵麻ちゃん」

そういって恭介先輩は、合宿部屋の方へダルそうに戻っていった。

よ…よかったぁぁ…

「あ…ありがとう、凪く…「バカなの?」

え?

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