銀猫ー最強歌姫の再来ー
「ちょ、おろしてよ!」

(なんで初めてお姫様抱っこされたのがルイなのよー!)

 そう、奏雨にとっては、初めてお姫様抱っこされたのがルイだったのだ。

 そう思うと、奏雨は余計に暴れた。

「暴れんな。」

 強い力で抑えられ、抵抗するにも出来なくなり、奏雨は抵抗するのを諦めた。

「ほら、着いた。」

 すると、奏雨はルイの腕から落とされる。

 思わず奏雨は目を瞑ったが、落ちた先は床ではなく、ベッドだった。

「じゃ、おやすみ。」

 ルイは毛布を一枚、箪笥からだし、ソファの上で眠った。
 
「…おやすみ。」
< 20 / 101 >

この作品をシェア

pagetop