銀猫ー最強歌姫の再来ー
「うん、勿論。咲希ちゃんでいい?」

「うん!よろしくね!」

「此方こそ、よろしくね。」

 その中でも、とても仲良くなったのはまた後藤咲希だった。

 彼女は、どうやらこの学校1モテるらしい。

 その愛嬌のある笑顔とルックスに、男子はイチコロらしい。(陽樹情報。)

「何かね、四限目は体育らしいよー。」

 丁度奏雨の前の席だった咲希がそう言った。

「え、そうなの?転校初日でいきなり体育かぁ。何やるの?」

「さぁ…。今はバスケやってるけど先生が違うことやるって言ってたんだ。」

「へぇ。何やるんだろ、奈都兄。」 

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