私の身体と心
私も不安を隠して強がる。

「どうしようもなかったんだ。ちゃんと話したいから、今から迎えに行く。どこ?」

「今から帰るよ。だから家に…。」

「早く会いたいから迎えに行く。場所教えて。」

その勢いに押されて、場所を教える。

「分かった。動くなよ。」

そう言ってすぐに彼は電話を切った。

ツーツー、その速さにしばらく呆然としながら、我に返った私はクスリと笑ってしまった。

「どうだった?」

2人が私を待ち構えていた。

「ここまで迎えに来るって。」

わたしがそう言うと

「良かったね。」

と聡美は微笑み、

「ちゃんと話をしろよ。聡美、俺達は帰るぞ。」
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