私の身体と心
「これはちゃんと言葉で伝えないと、侑希には分かってもらえないって思ったんだ。あの夜はそういう決心をしていたら、自分が信じられないぐらい侑希に溺れてしまって…。そしたら朝、しっかり逃げられてるし。次にリベンジでちゃんと思いを伝えたら、音信不通になるし。どんだけ侑希は俺を振り回すつもりなの?」

頭に手をやりながら何とも言えない顔をして、彼は溜息をつく。

「それで俺のこの必死な思いは、受け入れてもらえるの?」

「何を今更言ってるの?」

彼の真剣な顔が、まともに見れない。

「ちゃんと言ってよ。侑希。愛しているから、これから恋人として始めよう。」

「…うん。」

すると彼はすごく怖い顔をする。

「ちゃんと言えよ。俺も恥ずかしいんだぜ。」

「だって…。まだこの状況が信じられないんだもん。」

彼の顔が見れなくて、うつむいている私。

「もういいよ…。」

彼が私の後頭部に手を添える。
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