「人」拾いました。拾われました。
勢いよくおかずを口に入れる
「う゛ぇ……。」
予想通りの表情
「どうしたの?気分悪いの!?」
「そんなこと無いで!胡蝶ちゃんのお弁当が美味しいから感動してな」ニコッ
「そうだよね♪私のお母さん味音痴だから、私の料理を不味いって言うのよ!」
「エェー、ソウナン!?」
味音痴はお前だ胡蝶…。
わざとらしい返事も辞めろ稔…。
稔がアイコンタクトで
《助けてくれ!!》
《俺にはどうすることも出来ない。頑張れ稔……。》
《見捨てんといてー(泣)》
《蛍ちゃんなんとかならん!?》
《ごめん!藤壺くん私にはどうにもできない。》
《死んでも弁当食べきったるわ!!》
食べきらなければ胡蝶が恐ろしいからな
尻に敷かれている稔が目に浮かぶ…
どんまい…
俺の親友の稔よ…
それにしても毎日食べても飽きない弁当
蛍の料理が上手くて良かった
ホッ(*´∀`)-3
稔は見事胡蝶の弁当を食べきった…
「俺はもうお腹いっぱいでちょっとの間動かれへんから佳祐と蛍ちゃんで先にまわっといて。」
ナイス!!稔!
これでようやく蛍と2人きりだ
「そんなにお弁当の量多かった?」
「今日はそんなにお腹空いてなかっただけやで……。」
「あんなに動いたのに?」
「う、うん♪」