「人」拾いました。拾われました。



試着室を出るときは肩を貸して貰った。


あれ?


佳祐がいない?




胡蝶も肩を貸して貰って椅子に座った。





うぃ~ん
(自動ドアが開いた音)



佳祐が走ってきた


手には袋

私の前にしゃがんで袋からシップを取り出し私の足首に貼ってくれた




「ここでいい?」



「うん。」




「あと、レイカで冷やしとけ」



「ありがと…」



「あのドレスでいいのか?俺が選んだのだが?」



「すごく可愛いくて嬉しい!」



「それなら良かった。でも靴は変えなきゃな」


「変えなくてもいいって」



「ほんとに大丈夫か?」


「胡蝶に呼ばれてびっくりしちゃったからだから大丈夫!!」




「私のせいにするのね…、お母さん人のせいにする子に育てた覚えないわよ(笑)」




「えへへ☆」

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