いと。
その姿を、空気を、間近に感じた途端止まらなくなった。
ただただ奪うように口づけて、貪った。
お前は俺のものだと、強くハッキリと示すように。
息苦しさからか身じろいだり胸を叩いたりしてして抵抗を見せていた愛は……観念したのか少しずつ全てを委ねるように…次第にその力を緩ませた。
「……んっ。…はぁ…はぁ。」
唇を解放した途端に愛の口からは酸素を求める呼吸が聞こえた。
「…ふっ。苦しかった?ごめん。」
頬を紅く染めた彼女の顔にかかった髪を払い、涙で潤んだ目元を優しく拭う。
それに応えるようにはにかんで微笑んだ表情は久しぶりに見た分なのかとても可愛くて愛おしくて…、
「…わっ!? なっ…!」
思わずそのまま、寝室に連れ去ってしまった。